食品加工科に入学した1年生の最初の本格的な加工実習である、イチゴジャム実習を本日1組の生徒40名で実施しました。

8名ずつ5班に分かれ、先生方の指導の下、13Kgの原料イチゴのヘタを取り、二重釜で加熱しながら砂糖を3回に分けて加えます。

今年のイチゴは、冬の低温や外国への輸出の増加等が影響して価格が高騰して粒が小さく、ヘタ取りに大変手間がかかりました。ただ、糖度が高く赤色の強い品種(紅ほっぺ)で、ジャムの品質は大変良いものになりました。

丁寧に「あく」を取り、規定の糖度まで濃縮すると容器に充填します。今回は250g入りの缶を使用しました。

巻き締め機で密封し、熱湯で殺菌、冷水で冷却してラベルを貼って完成です。

本日は合計65Kgのイチゴから、200缶以上の製品を製造しました。

試食も大切な実習のひとつです。美しい色調、甘さと酸味のバランス、豊かな香りを味わってもらいたいと思います。

次週は2組の生徒が実習を行います。

また、近日中に生徒向けに販売所で販売します。