7月6日(木)「個々の生徒に応じた教育相談の在り方」をテーマに第2回職員研修会を行いました。
講師は、臨床心理士の永島聡先生です。
永島先生は、これまでも多くの府立高校で、スクールカウンセラースーパーバイザーとして、学校支援に携わってこられました。
現在は、神戸常磐大学で教鞭をとられています。
今回の研修会の目的は、学校組織として、あるいは個々の教員として、課題のある生徒にどのように向き合っていけばよいのか、など、教育相談についての学校力を高めることにあります。
永島先生からは、3~4人がグループになり、あらかじめ作成した生徒の事例をもとに、考え、発表するワークショップを与えていただきました。
わずか1時間半の研修でしたが、教育相談の大切さや必要性が十分認識できた一方、教員一人ひとりの生徒・事例に対する認識の違い、グループとしての共通解の導きなど、学校における教育相談の困難さが浮き彫りになりました。
今後もこのような機会を設け、生徒一人ひとりを大切に育てていけるよう、学校力をいっそう高めていきたいと思います。