8月30日(水)第3回職員研修会を行いました。
今回の研修会は、不登校や友人関係形成に悩む生徒に対して教員としてどのように関わっていくのかを考えるためのもので、講師は本校スクールカウンセラーの栗本美百合先生にお願いしました。
栗本先生は、今年度から本校にスクールカウンセラーとして配属されました。大学でも教鞭をとられるなど、教育相談分野において幅広く活躍されています。
講演のテーマは、「人の心に寄り添う-教育現場におけるカウンセリングマインド-」で、カウンセリングの基礎基本を中心に話していただき、適宜ワークショップをまぜるなど、先生方の興味関心を注ぐ、わかりやすくて楽しく有意義な内容となりました。
中でも、生徒の話を聞く「傾聴」の大切さや「受容」「許容」の違い、さらには、アサーションを活用したDESCという考え方についても教えていただきましたが、やはり最後には、信頼できる校内の連携作りがもっとも大切であるということで話を締めくくられました。