12月12日(火) 大阪科学技術センター大ホールで開催された、「好事例発表及び意見交換会-マイスター指導の活用を考える」に参加しました。
このイベントは、大阪府職業能力開発協会が主催、大阪府教育委員会と大阪府立実業高等学校長会が共催として開催されたものです。大阪府職業能力開発協会では、厚生労働省の委託を受け、府立の実業系高校(工業、農業)にものづくりマイスターを派遣するなど、ものづくり教育の推進を支援しています。
5年目を迎えた今年は、講演会と「企業における人材育成」「高校におけるあらたなマイスターの活用」の事例発表と、各代表者を交えての「意見交換会」といった内容となりました。
まず、竹原信夫氏(日本一明るい新聞社編集長、産業情報化新聞社代表取締役)による「『人づくり、モノづくり!』取材で見つけた”あいうえお”」をテーマとした講演会でイベントが開会。
竹原さんは、新聞やラジオの番組などのパーソナリティーを通じ、日本が明るくなり、元気になるような活動に取り組まれています。
竹原さんによると、成功されている企業の経営者には、「あいうえお」を備えており、「あ」明るい、「い」意思を強く持つ、「う」運が良いと思い込む、「え」縁を大切にする、「お」大きな夢を持っている ということでした。
また、悪いところを指摘するより、良いところを褒めて元気にすることの大切さを強調されていました。
話の多くが共感できる内容であり、企業だけでなく、学校でも導入できるものが多く、とても参考になりました。
また、実際にものづくりマイスターを派遣してもらうことにより業績が向上した企業の報告など、当事業の成果を確認することができました。