農芸高校 6つの魅力 feature2025

 

1. 命の大切さを学ぶ

自らが責任をもって植物の栽培や動物の飼育・食品の製造に取り組みます。
ハイテク農芸科の生徒が栽培した米・ネギ・ニンジンなどの農産物、資源動物科が飼育した鶏・豚肉などを具材とした豚汁と炊き込みご飯を食品加工科の生徒が加工し、毎年、全校生徒と教職員一同が一斉に昼食をとる『収穫感謝祭』を11月に行います。また、命(生命)への感謝を込めて『家畜慰霊祭』を行います。
命と自然の恩恵に感謝できる豊かな情操を養います。

2. これからの農業を担う人材の育成

食、それは人を健康に、人を笑顔に、そして人と人とをつなげる、私たちが生きていくうえで欠かすことのできないものです。
命の誕生から食するまでの全てを学び、人と植物、人と動物のつながりから総合的に学びます。広い農場や加工場などの充実した施設で、本質的な学びとなるプロジェクト学習や産学連携による教育活動を行い、自己を俯瞰し、社会や時代、地域の要請に応えることのできる自己変革力を身に付けていきます。
食をプロデュースできる人材、農業をクリエイトできる人材を育てます。

3. 専攻での教育活動『農業クラブ』

生徒全員が放課後や土日・春休みや夏休みを利用して、校外での実験実習や研究活動を行います。2年生以降の科目「課題研究」「総合実習」では
3学科13 専攻に分かれ、プロジェクト学習に取り組みます。
ある1つのテーマについて専門分野を多角的に考え、プレゼンテーション発表を行い、その成果を論文にしてまとめます。
本校での知的財産学習における実践で蓄積された創造性を発露させる場となる体験活動や販売活動等を通して、その問いを意識しながら学びを深めていきます。

  

4. 本物に触れられる

自分で播いた一粒の種の発芽から収穫、四季を通して生命が躍動する不思議さ、額に汗して立派に育てた喜び。そして、育てた植物が売れる楽しさに触れる。なかには愛情をもって育てた家畜をと畜(とちく)し、食に供することもあります。それが農場での学習です。
植物や動物を有用な資源として活用し、農業生産に関する知識や技術はもちろん、ビジネスとしての農業、環境保全型の持続的な農業について学習します。

5. 地域を活用した教育活動

地域・企業・大学・農政等の地域資源を活かした教育活動を展開することで、農業の6次産業化や循環型農業に取り組んでいます。
本校内の農場 HACCAP 推進農場を活用した農芸エコフィードによる循環型農業、食鳥処理・食肉処理業等の許可を取得した施設で豚肉や鴨のブランド化にも挑戦しています。
本校産の豚肉をのうげいポークとして商標登録、大阪産(もん)に登録した『農芸鴨』や『農芸ポークカレー』などのレトルトシリーズとしての商品化も行っています。

.

6. 資格取得が充実

プロジェクト発表や意見発表、各種論文コンクールなどへの参加も多く、毎年多くの生徒が入賞しています。
3学科での共通した日本農業技術検定2~3級(95%以上の合格率)、ビジネス文書実務検定1~3級、小型車両系建設機械や小型フォークリフトなどの機械講習も充実しています。
ハイテク農芸科ではフラワー装飾士・造園技能士(国家資格)、食品加工科では菓子検定・料理検定、資源動物科では愛玩動物飼養管理士、その他、危険物取扱責任者(乙種4類)などにも挑戦しています。

 

 

ページの先頭へ