教育理念 educational-philosophy

「スクール・ミッション」とは

 生徒の状況・意向・期待、現在の社会・地域の実情、学校の歴史・伝統を踏まえるとともに、将来の社会像・地域像を見据えながら、各高等学校の存在意義や各校に期待される社会的役割、めざす学校像等を学校の設置者が定義するものです。

農芸高校のスクールミッション

 校訓「自律・真剣・探究」のもと、大正6年(1917年)創立の歴史ある農業の専門高校として、農業に関する必要な知識、技術、技能を習得するとともに、生命・自然・ものを大切にする心、規範意識、倫理観、勤労観等を備えた、人間性豊かな職業人を育成する。あわせて、変化の激しい時代を生き抜く力となる課題発見能力、チャレンジ精神、創造力を持ち、大阪の都市農業を担う人物や、環境の緑化や福祉分野などの農業関連分野で活躍できる人物を育成する。

農芸高校のスクールポリシー

めざす学校像

 農業教育の持つポテンシャルを最大限に活かし、生徒一人ひとりの夢をカタチにできる“感動とトキメキの学園”をめざす

育てたい人物像

 豊かなチャレンジ精神を持った地域創生ジェネラリスト

 (その時代が即応的に求める自己変革力のある生徒)

 地域創生ジェネラリストとは、農業のスペシャリストであり、地域を牽引するジェネラリストを意味しています。チャレンジとは持続的な社会実現のために、自らが率先して学校、地域、社会のリソースを活用する研究プロジェクトを進めることです。これら「ほんまもんの学び」を通して生徒を育成することが本校の学びの特徴です。

学校教育方針と校訓

 教育基本法の精神に則り、民主的で文化的な平和国家の形成者にふさわしい社会的教養を身に付け、農業に関する知識と技術を習得し、心身共に健康で、実社会で活躍できる人材を育成する。
〇自律…自分で自分の行動を律し、社会の一員として責任ある行動ができる人間になろう。
〇真剣…学習にも、運動にも実習にも、まじめに本気になって打ち込める人間になろう。
〇探究…自らが培った知識や獲得した情報等を活用し、物事の本質を探究する精神を養おう。

グラデュエーション・ポリシー(育成をめざす資質・能力に関する方針)

1.農業や農業関連分野において、将来にわたり、活躍できる職業人として求められる必要な資質・能力を育成します。
2.地域社会の健全で持続的な発展を担う自立した職業人として、他者と協働しながら創造的に生きていく力を身に付けます。
3.自ら課題を発見し、職業人として求められる科学的な根拠に基づき答えを導き、倫理観を踏まえ合理的に解決できる力を身に付けます。
4.生命・自然・ものを大切にする心をはじめ、倫理観や勤労観など職業人として必要な「豊かな人間性」を育みます。
5.地域社会や企業・大学等と連携することで、職業観を身に付け、交流をとおして社会性を育みます。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

1.職業人として求められる農業の専門的な知識・技能の習得、基礎的な学力の確実な定着を図ります。
2.協働性・創造力:学習活動や農業クラブ活動、学校行事、生徒会活動において、他者と協働しながら創造的に活動する機会を通じて豊かな人間性を育みます。
3.課題解決力:将来にわたり活躍できるよう農業・農業関連分野の専門的な学びを活用して、地域農業や地域社会の課題の解決に向けた創造的な学習活動を実施します。
4.豊かな人間性(倫理観・勤労観):動植物を育成することを通じて命にふれあうことで、倫理観を育成し、教育活動全体を通じて体系的・計画的なキャリア教育を実施することで、望ましい勤労観や職業観を育成します。
5.社会性:地域社会や企業・大学等との連携を積極的に行うことで、スペシャリストとしての知識や技能、考え方などに触れる機会を設け、将来にわたって活躍できる社会性の涵養を図ります。

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