卒業生からのメッセージ messege

合格体験記(就職編)

令和4年3月卒業
コスモビューティー(化粧品製造)就職


私は就職内定が決まった今、準備・対策しておいてよかったと強く思っています。
2年生の後半から始まった就職準備講座は、模試の受験や 、ハローワークの方の話を聞くことで、気を緩めることなく引き締めることができました。
職場見学では、実際に働いている雰囲気を体感できるのでとても大切です。緊張しますが、積極的に質問はしておいたほうが自分のためになります。質問は事前に
準備しておくことで安心して職場見学ができました。夏休みから面接練習が始まり、自己PR や志望動機の文章 を 実際に覚えて話す練習は、ものすごく緊張しました。ハローワークの方との集団面接練習、そして自分から先生に頼んで見てもらう個人面接練習に取り組みました。
試験本番までに面接に慣れるため、個人面接練習は多くの先生方に頼んで見てもらったほうがいいと思います。私は練習で何度も緊張しておくことで本番は軽い緊張感で挑むことができました。もしも面倒臭いからと就職準備・試験対策を怠っていたら内定は取れていなかったかもしれません。希望する会社の内定を取るには、しっかり準備をすることが大切だと思います。

令和4年3月卒業
恵生会(生活支援員)就職


私は、農芸高校で農福連携について知り、農福連携に携わることのできる生活支援員になりたいと思いました。生活支援員になりたいと思ってからは、3社の職場見学に行き、自分にあったところを選びました。私は人柄が良さそうなところで、ここならずっと働けるだろうというところにしました。
就職活動では、志望動機はどこの会社でも聞かれることだと思うので暗記しましたが、その他の質問は大体こういうことを聞かれたらどう答えるかを考えて行きました。面接練習は何回もしたほうがいいです。うまく答えられなくても緊張になれていくので、練習して雰囲気だけでも慣れたほうがいいです。最終的には、自信と元気があればいいと思うので、自信をもてるくらい練習すれば大丈夫だと思います。

令和4年3月卒業
ロッテ(生産職)就職


「食品を製造する仕事がしたい。」
それが私の夢でした。しかし、農芸高校に届く求人には、食品製造に携わることができる企業が沢山あり、第一志望を決めるのはとても大変でした。
そこで私は、進路指導室に通って何度も求人票や資料を読み、試験を受ける企業を決めていきました。そして、夏休み頃からは、試験の対策が本格的に始まっていきました。その中でも特に私が苦戦したのは、面接練習です。先生が相手でも、緊張してすぐ言葉に詰まり、想定外の質問には的外れな答えを返してしまうこともありました。
しかし、「このままではダメだ」と感じた私は試験の前日まで必死に練習を重ねました。すると迎えた本番では、練習通り落ち着いた状態で自分の思いを伝えられ、無事に内定をいただくことができました。
面接は、試験の中で“最も合否を左右するもの”だと言っても過言では無くどれだけ「この会社で働きたい」という思いが強くても、それを言葉で伝えられないと意味がありません。大事なのは、練習を重ねて緊張感に慣れていくことです。皆さんも自分の目指す企業への就職を実現できるよう、頑張って下さい!。

令和4年3月卒業
前田製菓(菓子包装工)就職


私は中学の頃からずっと就職を考えていました。できれば食品に関わる仕事がしたいと思い、進学先を考えた結果、食品系の就職先が多い農芸高校を選びました。
農芸高校は就職率が高く、求人数も多いので就職先を選ぶのにとても悩みました。求人票を何回も見比べて、「よし、ここにしよう!」と思っても「でも、やっぱり」など、なかなか決めきることができませんでした。
職場見学や説明会に参加してやっと就きたいと思った会社を決めて、ひと段落したと思ったら、次は面接練習や試験勉強が始まります。特に私が苦労したのは、志望動機です。どうしてそこの会社に就職したいのか、きっかけは何なのかなど、うまくまとめるのが難しかったです。会社のホームページを見て、自分の経験と繋げられそうなことや学校で学んだことなどを、先生の助けを得ながらまとめ、志望動機を完成させました。
就職試験ギリギリまでできることをしても、試験当日はとても緊張しました。しかし、今までやってきたことを思い出しながら自分なりに頑張れたと思います。その結果、無事合格通知をいただくことができました。
とりあえず言えることは、努力は裏切らないということです。不安になることも多いと思いますが次に進む為に頑張ってください。

令和4年3月卒業
ヴィ・ド・フランス(店舗運営・パン製造販売)就職


私が後輩に伝えたいことは2つあります。
1つ目は「好きなものや得意なものを仕事にしてみること」です。私は中学生のときに『魔女の宅急便』という映画に出会い、その映画に出てくる「キキ」という登場人物に憧れました。そこから、いつかパン屋で働いて、みんなが笑顔で幸せになるようなパンを作りたいという夢をもちました。そして、食品加工科で食の安全性や栄養などについて勉強するうちに、食品づくりを通して人を笑
顔にしたいとますます思うようになりました。もしその夢がなかったとしても、何かを作ることが好きなので、また違ったものづくりの仕事についていたと思います。
2つ目は「面接練習と就職試験の勉強は、たくさんしておくこと」です。試験前日だけの勉強は焦りが出るのでやめましょう。また、面接練習でもらう先生からのアドバイスはちゃんと聞いて、メモをしておいた方が良いです。面接本番に役立つ「お守り代わり」になります!!
将来は、海外留学などを通してパン作りに関する様々な技術を学び、世界中の人々を笑顔にできるパン屋を開くことができるよう、頑張りたいと思います。

令和4年3月卒業
ニッカトー(技能職員)就職


入学当初、私は動物関係の仕事に就きたいと思っていました。そのためには、動物のいる専門学校もしくは大学に行くつもりでいました。
しかし、二年生になってから進路関係の活動が増え、就職について聞く機会が多くなりました。これをきっかけに進学から就職に変えようと考え始め、動物関係の仕事に就きたいと思うようになりました。
結論から言うと私は、株式会社ニッカトーという動物とはかけ離れたところに内定しました。ニッカトーで製造しているセラミックスは、スマホやエアコンの内部部品など自分たちの身の回りのものに多く使われています。はじめは面白そうだなと思い、職場見学に行きました。行って、見て、聞いて、とても興味が湧き「ここで働きたい」と思うようになり、就職試験を受けることに決めました。ここで私が一意見として言えるのは、自分がしたいことを貫くのはとても素晴らしいものだということです。しかし、そこに少しでも迷いが出るのであれば、一つのものにとらわれず新しいものにも挑戦してみるのも良いと思います。また新しい何かが見つかり、視野が広くなると思います。

令和4年3月卒業
住吉冷蔵 阪南工場(事務職)就職


この学校に入学した頃はまだ自分がどんな仕事に就きたいかなんて考えることができませんでした。
しかし、高校3年生になって進路を決めなければならない時期に入り、真剣に自分が働きたいと思う職場を探していくようになりました。そして私は冷凍食品などの管理を行う会社から内定を頂きました。
私がこの会社の求人を見つけたのは職場見学の会社を全て見終えた後でした。先生から事務の仕事が来ているという情報を聞きつけて、電話で職場見学をお願いしてもらい、一人で見学に伺ったことがきっかけで応募することになったのです。見学が終わっても求人票はきていないものがあったりするので最後まで粘り強く、気になる!行きたい!と思う職場を探してください。そうすることで妥協せず自分の行きたいところへ旅立てると思います。就職活動は大変ですが、根気強く頑張ってください!!

令和4年3月卒業
堺市技術職 土木(農学・造園を含む)就職


私は最初、農業大学校に進学しようと思っていました。しかし、受験まで残り約2ヶ月と迫った7月、突然専攻の先生に「公務員試験受けへん?」と言われました。1週間ほど悩んだ末に公務員を選びました。決め手になったのは、地域活性化という自分が一番やりたいことに取り組めるところです。
公務員試験の内容は筆記・小論文・面接です。進路の先生に相談後、試験対策セミナーを開催している学校を教えてもらい、7月末から通いました。このセミナーは2年生の受講生も多く、公務員が第1志望の人は早めに準備を始めましょう。私は筆記試験に向けて、夏の間はずっと受験勉強をしていました。そして、筆記試験が終わったその日から小論文試験の対策を始めました。筆記試験の合否がわかってからでは対策が間に合わないからです。小論文対策は、堺市が公表している過去問を参考に、国語の先生にマンツーマンで指導をしてもらいました。小論文試験の後は面接試験対策です。入退室の仕方やよく聞かれる質問などを進路の先生に聞き、自分なりにまとめ、色々な先生に面接練習をしていただきました。そして、無事合格することができました。
最後に、進路を決める際は、プランAだけでなく、プランB、プランCまで考えておきましょう。私は結果的に公務員試験の受験のみでしたが、「落ちても農業大学校を受けよう」と思うことで、少し心に余裕ができました。先生や家族、友達に相談しても、最後に決めるのは自分です。やるかどうかは自分次第です。

 

 

合格体験記(進学編)

令和4年3月卒業
愛媛大学 社会共創学部 地域資源マネジメント学科 進学


あなたがこの文章を読んでいるということは、きっと進学に対してなにかヒントを得ようとしているのだと思います。私があなたと同じ立場だったとき、こんな文章があったら自信を持てたかなと思うことを、特に総合選抜型・推薦で受験する方のために書きます。進路では私は「○○ができない」と自分のマイナス面について考え、それらを平均にしようと頑張っていました。しかし、それは間違いです。「なんでできないんだ」なんて考えてはだめです。大学は完璧な人材を求めているわけではありません。センター入試で頭のいい子が入ってくる。だからこそ経験があって思考力やコミュニケーション能力のある、人を巻き込んで活動できる人材が求められています。マイナスを補うのではなく、人より平均値の高い能力を全面に出してください。明るさが売りなら、面接では元気に答えてください。思考力が売りなら、自分の考えを伝えてください。自分をよく見せようとせずありのままで頑張ってください。取り繕うほうがけっこう大変です。

令和4年3月卒業
愛媛大学 農学部 農業生産学科 進学


私は初め、進路について漠然としたイメージしか描けていませんでした。しかし、自分のためになることはしておこうと、1年生の頃から日々の授業や資格取得に積極的に取り組んできました。それでも、3年生での進路選択では、とても困りました。自分が何をしたいのか分からなかったからです。しかし、大学とは小さな興味を深く探求し、様々な人から刺激を受けて自分が本当にやりたいことを見つけ出せる場所であることを知り、大学に進学しようと決めました。自分が少しでも興味のあることに関連する研究を行っている大学を調べた結果、愛媛大学に進学したいと強く思い、受験することを決めました。学科試験は過去問題と、学校のテキストなどを繰り返し解き、面接はなるべく多くの先生方に練習をお願いしました。辛いと感じることもありましたが、一緒に将来の進路に向かって努力する仲間の姿や、親身になって指導してくださる先生方がいたおかげで、諦めずに努力することができました。私が最も皆さんに伝えたいのは、努力は必ず報われる、ということです。自分がしてきたことは決して無駄にはなりません。心から応援しています。

令和4年3月卒業
鳥取大学 農学部 生命環境農学科 進学


大学に受かるという事。それはあなたの努力が報われるという事です。ありふれた言葉の中に、「無理をしない程度に頑張る」なんて言葉がありますが、私はこの言葉には疑問を投げかけます。なぜかというと「無理をしないと本当に求めているモノは手に入らないから」です。大学受験には想像する以上にたくさんの猛者達がやってきます。鳥取大学もそうでした。農クの全国大会で受賞した人、たくさんの資格を持っている人、英語が饒舌な人などです。つまり受験とはこういった人たちと協力したり、闘ったりするという事です。「これまでにどんな努力をしてきましたか?」面接官に問われた質問でした。農ク大阪府大会で最優秀賞を受賞したり、英検2級を取得したりと色々ありますが、根幹にある私なりの努力は「無理をしてもやる」という意識でした。例えば、定期テストの勉強をしながら農クの発表の練習をしたり、野球をしながら英検2級を取得したりなどです。正直、結構しんどかったです。ですがこの程度の努力は必要なのです。それくらい大学受験というのは厳しいものです。今、やりたい事はありますか?なりたいものはありますか?ある人はその夢に突き進んでください。ない人も安心してください。少しでも興味があったら何でも良いので飛びついたらいいんです。効率なんか気にせずがむしゃらに取り組んでください。無理をしてください。そうしたらきっと、行きたい場所、やってみたい事が見えてきます。無理をして疲れ果てて考え抜いたその先に「合格」があります。

令和4年3月卒業
摂南大学 農学部 応用生物科学科 進学


大学入試でやってよかったことが3つあります。まず1つ目は、なるべく早く志望大学を決めておくことです。余裕をもって準備ができます。2つ目は、資格をたくさん取ることです。例えば、私が受験した摂南大学では入試の際に追加点がもらえます。また、面接では話のネタになり印象に残ります。3つ目は、念入りに入試対策をすることです。私は、総合型選抜(AO入試)を受ける際、先生に問題を作ってもらったり、友達や先生にグループワークの練習を手伝ってもらいました。先生の面接練習は、入試直前などは先生も忙しくなっていることと、面接は場数を踏むことが大切なことから遅くても3ヶ月前くらいからお願いすることをおすすめします。最後にやってほしいことです。入試が終わったら後輩のために面接で聞かれたことや入試の内容をスマホなどにメモしてください。受験がうまくいくことを願っています。

令和4年3月卒業
鳥取環境大学 環境学部 環境学科 進学


進路を考える際に最も重要なことは「知る」ことだと思います。進路先のこと、自分の行ってきた活動、長所や短所など様々なことを知る必要があります。私は進路を決める時期がかなり遅くなってしまい、先生方を始め、多くの人に助けてもらうことになりました。志望理由書や面接、ディスカッションの対策などを毎日夜遅くまで協力して頂いた先生方にとても感謝しています。私の進路選択が遅れた一番の原因は「知らないこと」でした。大学の種類や入試形態、自分のこともよく知らないままで過ごしてきたため、とても苦労しました。3年生がいる間に話を聞いておくことや進路の資料を先生に貰っておくと、とても大きなアドバンテージになると思います。また、所属している専攻での活動もとても重要になってきます。面接や志望理由書での内容は専攻での活動内容をメインに展開することが多いです。コロナウイルスの影響もあって難しいと思いますがプロジェクト活動などに取り組むことで農業高校という強みを最大限活用することができると思います。また、所属している専攻が過去にどういった活動を行ってきたか、自分の進路先にOBは進学していたのか、といったことについて知ることも大事です。進路指導室には過去の進学先、就職先の資料が数多くあります。先生もいるので早めに行動をして多くのことを知っておきましょう。私は環境学部に進学します。農業高校に通っているから進学するなら農学部だ、と先入観を持っていましたが、農業とは様々な広がりを持った産業です。作物の栽培や家畜の管理だけが農業ではなく、多くのことを学べます。その多くの中から何か1つでも興味と熱意を持てば大学に進学は拓けます。総合型選抜ではどれだけ自分が大学で学びたいか、高校ではどういった学びを得てきたのか、といったことを必ず問われます。その時に自分の興味・関心・熱意などを伝えることができれば合格へ大きく近づきます。まだまだ進路を考えるには早いと感じるかもしれません。しかし今後、不測の事態が起きる可能性は十分にあります。一生を決める大変な選択です。必ず後悔が無いように、多くのことを知り、学んで進路を掴み取って下さい。応援しています。

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