★「校長だより」もご覧ください。
令和4年4月1日より大阪府立農芸高等学校の校長に着任しました浦展諭でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
本校の教育活動につきまして、「生徒が活躍できる」「生徒が輝ける」ということを第一に考え、教育活動を推進して参りたいと考えております。新型コロナ感染症の影響により、制約を余儀なくされる場合もございますが、保護者の皆さまをはじめ、企業、学校、同窓会、地域の皆さまのご協力を賜りながら共存共栄できるように邁進させていただきますので、ご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
特に、平成30年度より3年間組んで参りました文部科学省指定の「スーパー・プロフェッショナル・ハイクスール事業」での目標でもある「チャレンジ精神豊かな地域創生ジェネラリストの育成」をめざして取り組んでおり、現在もその取り組みを継承しております。
その取り組みとして、本校で学ぶ3つの学科(ハイテク農芸科・食品加工科・資源動物科)で、生産・加工・流通・販売、さらに福祉やサービス分野など幅広い学習の中で、自らが課題を考え、それを仲間と共有し、試行錯誤繰り返しながら課題を解決していくということを通じ、生徒は非常に大きく成長していきます。まさに「チャレンジ」を繰り返し、さらに、さまざまな企業や地域と連携し、新たな商品の開発や産業を創造することにも取り組んでおり、実際の経営の厳しさや商品開発などの難しさなど多くの体験し、人として非常に成長しています。
また、今後ICT化などが進み大幅に産業構造が劇的に変化することが予想される中で、 これから先も本校は、3学科の特色を生かした教育活動により、生命や自然の尊さや人と環境を大切にする態度や感性、これからの社会に出て活躍できる勤労観や職業観を育み、保護者の皆さま、地域や連携いただいています企業、大学の皆さまの期待に応えられますよう教育活動を展開して参ります。
本年度、次の4つを中心に、学校の教育力の向上を務めてまいります。
- 個に応じた確かな学力の定着を図り、実業教育で職業観を養い、同時に「豊かな心」と「生きる力」を育成する。
- 農業クラブ活動等で、様々な外部機関等と連携し、広がりのある教育を展開し、学校内外の実習活動等を通じて、生徒を育成する。
- キャリア教育を充実させるとともに、新たな進路先を開拓し、将来に夢を持ち関連産業等で活躍できる人材や農業の担い手を育成する。
- 農業教育のセンター校的役割を果し、生徒の活動成果等を府民に還元し、食と農、緑と環境保護等、農業への理解や関心を広める。
農芸高校の輝いている生徒の様子、命みなぎる勢いのある本校の様子、そして本校の魅力ある教育を、当Webページや各科のFacebookを通してお伝えしてまいりますので、ご高覧いただけますと幸いです。
令和4年4月吉日
大阪府立農芸高等学校
校長 浦 展諭