草花造園専攻では12月26日(月)に関西国際空港へ門松を設置しに行きました。
門松がどのように作られたのか今回はご紹介します。
【松迎え】
門松の主役である松を取ることを松迎えと呼びます
今回門松に使用した松は関西空港第2ターミナルの防風、防潮林の役割を果たしている松並木からいただきました。
【竹加工】
竹みがき
もみがらを濡らして磨く
ソギ口は竹銑で加工
竹銑で加工すると竹の断面が緩やかな曲線になります。
【稲わら袴装飾】
稲わらをすぐり、鉢に巻き付けます
稲穂の先は編み込み仕上げる
【梅結び】
三本に組んだ竹に梅結で装飾をします。
【積み下ろしの様子】
紅白の畳は堺市で畳店を営む大江畳店様より提供いただきました。
【植栽】
マツ、ウメ、ナンテン、スギの葉、ガーデンシクラメンを植栽します。
【ベニヤ板敷】
ターミナル入り口に36ベニヤ板(900×1800)を2枚敷き、上に門松を設置していきます。
【割り竹設置】
割竹をベニヤ板の縁に並べ、ビス止めをする。
【笑い竹の設置】
切り口が笑顔になるように加工した笑い竹看板との説明をベニヤ板に取り付ける。
【完成した門松】
展示期間は12月26日~1月6日までとなっております。
近くへお立ち寄りの際はぜひご覧ください。