果樹専攻ではブドウの2回目のジベレリン処理を終え、摘粒と袋掛けを進めております。

ブドウのジベレリン処理とは種なし処理のことで、無核化と呼ばれている栽培管理です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この無核化ですが、

シャインマスカットや巨峰はそのまま栽培すると種ありブドウとなり、花ぶるいなどにより果実がほとんど実らないため、

農薬処理となるジベレリン処理とフルメットによる植物ホルモンによる無核化処理が必要です。

1回目はブドウの花が完全に咲き切った満開時期に、

2回目は10-15日後の間に肥大処理のために行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

摘粒前の様子

摘粒後の様子

 

はやく摘粒しなと、実がパツパツに大きくなり、養分が分散、大きくなるスペースもできなくなってしまいます。

そのため摘粒を行い、養分集中と、実が大きくなるスペースを確保します。

これができれば袋をかけて、大きくなるのを待つのみとなります。

いまはまさに果樹の農繁期です!