皆さん、「平核無」ご存知ですか??
甘くておいしい、種なしの柿として有名な品種です
平核無は渋柿のため、
普段皆さんが種なしで食べている平核無には、工夫がこらされています。
市販されている平核無の脱渋には
固形アルコールや炭酸ガスを用いた方法が一般的です。
しかし、本校ではより甘く、簡易的に脱渋する方法として
ホワイトリカーなどの焼酎を使った脱渋方法に取り組んでいます。
3年生による選択授業の科目「果樹」では、
コンテナ内に敷いた新聞紙や柿のへたの隙間にアルコールを漬け
20~25℃で約1週間密封して保存する処理を施しました。
時間経過に伴い渋の原因であるタンニンが、
可溶性から不溶性へと変化するため、渋みも少しずつ感じなくなっていきます。
1週間もすると種なしの平種無は
まるごとペロリと食べれてしまうワケなのです。
今年は個数がかなり少ないですが、
農芸祭でも販売いたします、楽しみにしていてくださいね!
市販されている平核無よりも軟化していて
柔らかく甘い平核無、ぜひご賞味あれ!!!