6月9日から6月20日にかけてハイテク農芸科に教育実習生が2名来られました。

 

東京農業大学国際食料情報学部、愛媛大学農学部に在学している4回生で2名ともハイテク農芸科卒業生で母校での教育実習となりました。

 

1週目は保護者懇談週間と重なり、午前授業の中でしたが、農業科目の座学や実習に参加し生徒との関係性の構築に臨みました。

 

ハイテク農芸科の授業においては在学時に所属していた専攻の授業だけでなく、野菜、草花・造園、作物、果樹のすべての実習に参加し幅広い農業分野の技術を生徒に伝える努力をしていました。

 

また、教育実習生は、生徒たちにとって身近なロールモデルとなることが期待されています。

 

特に中間考査を終え期末考査の間の期間は高校3年生にとっては進路を考える重要な時期であり、実習生たちの当時の在学経験や学生としての情熱が生徒たちの心に響いたことと思います。

 

2週間というわずかな時間でしたが進路選択が迫ってきた3年生の進路相談や、1,2年生に在学時代の経験や現在大学で取り組んでいる研究を報告するなど生徒の学びにつながる活躍をしました。

 

 

 

実習生の皆さんにとって教育実習でうまくいったこともあれば、思うように進まなかったこともあったかと思います。

教育実習は教員免許を取るための授業ですが、自分と向き合い、人と向き合う経験がかけがえのない財産になることでしょう。

2週間という短い期間でしたが、生徒、教職員とのかかわりから教育の難しさに向き合い続け、授業に臨む姿勢は教職員にとっても刺激になりました。

教育実習生たちの挑戦は、学校全体に活気をもたらしました!また、いつの日かともに働くことができる日を心待ちにしています。