地域の皆様、保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
本日は、本校の今後の発展、そしてこれからの農業教育の未来に向けた大変重要なお知らせがございます。
この度、本校は国の「産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業【N-E.X.T.(ネクスト)ハイスクール構想】」に基づき、大阪府教育庁(大阪府教育委員会)が主体となって推進する「高等学校等教育改革促進事業」における、府内の「改革先導拠点校(4校のうちの1校)」に選定され、この度、文部科学省より正式に採択されました。
この事業は令和10年度末までの期間をかけて計画的に進められる長期的なプロジェクトです。府立高校の中から本校が拠点校として選ばれたことは、これまでの本校の教育実践、そして生徒たちの真摯な学びの姿が高く評価された結果であり、大変光栄に思うと同時に、その責任の重さに身の引き締まる思いです。
本プロジェクトにおいて、本校には「デジタル技術を活用した都市型・高付加価値型農業の実践」という改革目標が提示されております。
今回の選定を受け、今後は大阪府教育庁が中心となり、本校を含む関係各所と連携しながら、以下のような先進的な学びのプログラムや教育環境の構築に向けて、具体的な検討と準備が本格的に開始される予定です。
- 工業・商業の学校との協働プログラムの開発・検討 農業の枠を超え、工業系高校(制御・IoT)や商業系高校(商品化・流通)と手を取り合い、これからの時代に必要な多角的な視点を養う協働学習のあり方を検討します。
- 植物工場の設置等によるスマート農業実習の計画 最新のデジタル技術を取り入れた植物工場などの設置を見据え、データやテクノロジーを駆使した、次世代の「都市型スマート農業」を体験できる環境づくりを検討します。
- 高付加価値食品の生産から販売までの一貫学習の構築 生産から加工、そして流通・販売までをトータルに体験し、農作物の価値を高めるビジネス視点を学ぶための実践的なカリキュラムについて検討を重ねます。
今回の採択は、いわば「農芸高校の新たな挑戦へのスタートライン」に立った段階であり、具体的な事業内容や実施スケジュール等の全容については、まさにこれから詳細を詰め、段階的に形にしていくことになります。
大阪府による大きなバックアップのもと、生徒たちにより豊かな学びのステージを用意できるよう、本校としても慎重かつ丁寧に準備を進めてまいります。
伝統ある本校の農業教育が、時代の変化を捉えてどのように進化していくか、これからの挑戦にぜひ温かいご期待を寄せいただきますようお願い申し上げます。
令和8年7月2日
大阪府立農芸高等学校
校 長 浦 展諭
参考HP
・大阪府HP 高等学校等教育改革促進事業
https://www.pref.osaka.lg.jp/o180030/koto_kaikaku/kokokaikaku.html
※冒頭の画像は生成AIで作成したイメージであり、生徒の画像も実在の生徒の画像ではありません。

