本校、乳生産加工部では近畿生乳販売農業協同組合連合会(近畿生乳販連)に所属し、長年にわたり生乳を365日出荷しています。そこで本校では、理解促進地域広報活動として中央酪農会議が目的とする「日本酪農の存在意義の理解・定着」「国産の牛乳乳製品の必要性」「日本酪農の存在感向上」を訴求テーマに、酪農体験を通して子どもたちや消費者に地域酪農の存在を再認識してもらうため、酪農教育ファーム活動を実施しています。
また、近畿生乳販連が掲げる、「酪農関係者及び教育関係者相互の情報交流と通じて一層社会に理解醸成活動を拡大させていく。」という目標に賛同し、京都市梅小路公園で開催されたJA京都夏の大感謝祭において、食農教育事業に協力させてもらいました。今回は、いのちをテーマに酪農から学ぶ「モーモーパーク」を近畿生乳販連・JA全農京都・花房牧場・谷牧場・本校が協力して実施しました。
子どもや消費者約200名を対象に、牧場の仕事を題材にした学習教室。模擬搾乳牛を使用した搾乳体験や、バター作り体験などのワークショップを実施しました。
参加した、生徒は「学校では体験できない貴重な経験ができた。近畿生乳販連・酪農家の方と協働できたことで地域酪農の発展に貢献できたことが嬉しい。」と充実した表情でした。