農芸高校前バス停(平尾方面)から正門まで続く桜小径の除草を行いました。

今回は各作業工程を4つの動画に分けて解説をしています。

 

1回目は生垣の誘因です。

 

【使用道具】
メジャー、ノコギリ、ペン、木の端材
軍手、ハサミ、ひも、金づち

【実習手順】
①杭の準備(寸法だし、加工)
②空間の確認
③杭の打ち込み
④誘引

【各作業手順】


①杭の準備(寸法だし、加工)
木の端材を杭に加工します。必要な寸法をメジャーで測り、ペンで切断線を書き入れます。
メジャーがない場合は、自分の足のサイズを目安に必要な長さに加工します。
今回は一時的な誘引のため、端材の色などは統一はしていません。
杭の色味や寸法を統一するとより、整然とした空間の仕上がりになります。
端材を切る際は他の端材で枕をつくると切りやすくなります。矢印の部分に布を当てるなど養生すると、杭が汚れるのを防いでくれます。打ち込む部分を斜めに切ります。


②空間の確認
管理する空間の確認をします。今回は線を意識して空間づくりを行います。
生垣とコンクリートの板石のアプローチの線が見えるように空間づくりを行います。

 

③杭の打ち込み
杭は手前の角と、奥の角、真ん中の計3か所に打ち込みます。
こちらも、同じように線を意識して空間づくりを行います。
生垣の線が見えるように空間づくりを行います。
あらかじめ杭を打つ場所を除草します。
イメージした線よりはみ出しているイワダレソウなどは切り戻します。
ローズマリーの生け垣の下まで手を入れて除草をします。
唐鍬でコンクリート板石の淵を確かめながら、根を掘り起こすように除草をします。
杭は金づちか、無い場合は唐鍬の頭で打ちこみます。
杭が傾かないように手と足で抑え、手を打たないように注意します。

④誘引
打ち込んだ杭にひもを結び付け、ローズマリーを誘引します。
今回ひもの結束は巻き結び(とっくり結び)で行います。
ロープワークの基本は「ゆるみにくく」かつ「ほどきやすく」
今回は生垣を誘引できており、ゆるみがなければ結束の方法は問いません。

 

詳しくは以下の動画をご覧ください。