8月26日(金)に、ハイテク農芸科作物部で管理する稲を今年初めて収穫しました。
本校ではコンバインで収穫した籾(もみ)は籾摺りをした後、乾燥機に入れ貯蔵しています。
米の一番美味しい水分量は15%と言われていますが、本校作物部では16%までしか落としません。
常温保存しておくと、冬の乾燥で米の水分量が自然に無くなっていくためです。
11月の農芸祭に一番おいしい水分量の米で販売いたしますので、楽しみにしていてください。
籾以外にも茎の部分を束ねて乾燥させ、稲わらとして利用します。
籾殻はニンジンなど野菜栽培のマルチ代わりにも利用したりします。
たった一粒の米が100粒以上の食料となる米を生み出し、茎やもみ殻も派生的に生まれ、
農業にとってはすべて有益な資源となっています。
何より、収穫していた生徒たちを笑顔にさせてくれました。
素晴らしい一日となりました、自然の恵みに感謝です。