草花造園専攻では、12月17日(水)にPTA講習会として「ミニ門松づくり」を実施しました。
当日は、草花造園専攻の教員が講師を務め、講習会スタッフとして生徒が保護者へ説明を行いました。
12月2日より講習会に向けて準備を開始しました。
準備の様子
- 作物専攻で収穫された稲を脱穀した際に出るもみ殻
- 濡らして研磨剤として使用します
- もみ殻を握り、竹を磨きます。
- 磨く前
- 磨いた後(汚れが落ちて美しい緑色になります)
- 器となる竹の切り出し
- 1つ1つのこぎりで切り出します
- ミニ門松の器の中に入る竹を切り出します
- 長さは長い、中間、短いの3種類を用意しました
材料には近隣で切り出した真竹を用いて作物専攻で脱穀の際に出たもみ殻を使用し、環境に配慮した門松づくりを体験していただきました。あわせて、門松の由来や意味について解説資料を用いながら説明し、日本の伝統文化への理解を深める機会となりました。
当日の様子
- 生徒が描いたウェルカムボード
- 草花造園専攻の教員による説明
- 手前は見本として生徒が作成したミニ門松
- 初めに門松を置く台板を作成します
- ベニヤ板の木口にマスキングテープで装飾をします。
- 壁紙材を張り付けて高級感を出します
- 大中小の竹をテープで止めます
- 器へ入れてフラワーアレンジで用いるオアシスで固定します
- 竹を斜めに切らない関東風の寸胴タイプで鵜s
- 植物を吟味して飾り付けていきます
- 植物を用いて飾り付けます
- 植物を入れることで雰囲気が大きく変わります
- 完成例
参加された保護者の皆様は、思い思いに工夫を凝らし、オリジナルの手作りミニ門松を完成させました。
完成した門松は、玄関や棚、机の上、床の間など、限られたスペースにも飾ることができ、正月の彩りを添えるものとなりました。
門松は縁起物として古くから親しまれてきた正月飾りですが、近年では目にする機会が少なくなっています。今回の講習会を通して、伝統文化と現代の生活様式を結びつけるミニ門松の魅力を感じていただけたのではないかと思います。
ご参加いただいた保護者の皆様、誠にありがとうございました。今後も、学校と家庭・保護者が連携した学びの機会を大切にしていきたいと考えています。
門松の解説資料
KADOMATSU,kaisetsu







































