農業の基本である「土づくり」
「土」には、物理性・化学性・生物性という3つの要素があります。
これらはどの1つが欠けても、植物にとって健康な土にはなりません。
そこで、1年生の放課後のプロジェクト学習の中で、
土の化学性の一つである、pH調査を行い、土壌分析を行いました。
pH とは、酸性・中性・アルカリ性を調査するときに利用されます。
最も効率よく植物が養分を吸収できるpHは6.5前後と言われています。
調査方法は、
土壌を20g採取し自然乾燥させ、ビーカーに土壌20gと水50gを入れよく混ぜます。
その後、土壌が沈殿すればpH試験紙を上澄み液に浸し、色の変化を見ます。
今回は果樹園の土を調査した結果、平均6.3と中性であり、pHは良好です。
一部、春先に果樹全体へ有機肥料に石灰等を含ませた土壌改良による施肥によって、適正pHに調整したいと思います。
過剰な肥料農薬の使用をしない安心、安全な農作物の生産をめざして!