園芸加工専攻ではイチジクジャムの製造を行っています。
原料のイチジクは、羽曳野市誉田地区周辺の農家さんたちから販売に適さないものを安価で購入させていただいています。今年は500Kgの入荷がありました。
まずイチジクの皮を丁寧にむきます。イチジクにはタンパク質分解酵素のフィシンが含まれているため(イチジクを食べると口がかゆくなるのはこのためです)、全員手袋を着用して作業をします。
これを二重釜に入れ、砂糖を加えながら煮詰め、最後に酸味料としてクエン酸を入れると完成です。
クエン酸がイチジクの色素と反応して、美しいピンク色のジャムになります。
缶に充填し、密封・殺菌をして、ラベルを貼ったら完成です。
深みのある濃厚な味で、生のイチジクが苦手な方でもこのジャムは大変人気があります。