令和元年12月26日、草花・造園部では生徒が製作した門松を関西空港へ設置に行きました。

 

設営の様子

 

搬入の様子

 

養生シートを敷いて位置決め

 

夏の実習で播種をし、ポットの植え替え、路地への植え替えなど3ヶ月の間管理したハボタン

 

隙間を隠す化粧で用いるウッドチップ

 

 

門松の植栽にはそれぞれ縁起があり、マツは岩肌にも根を張り、風雪など厳しい環境にも耐え青々としている姿から、生命力があり、不老長寿の象徴とされてきました。

 

タケは初夏の前にタケノコをいくつも出す姿が子孫繁栄の象徴となり、ウメは学をおろそかにするとウメの花が咲かず、学に勉めるとウメの花が咲いたという中国の故事や、学問の神様である菅原道真を祀る天満宮にも植えられることから学問の象徴ともされてきました。

 

また、ハボタンは紅白で縁起が良いため、ナンテンは何を転じて福をなすということわざから縁起が良いとされています。

 

日本で新年を迎える外国人観光客の方や、海外で新年を迎えられる国内の方も令和2年が皆様にとって良い年になることを願っています!