5月15日（木）　作物部で今年初めての田植えを行いました。場所は、ハイテク農芸科実習棟（北棟西側）北側の1号水田です。例年は、新しく作物部になった新2年生たちが、初めて田植え機を操作し田植えをします。ただし、今年はコロナウイルスのため生徒達との実習はできず、教員と技師の3名で植えました。作物部の皆、登校できるようになれば、栽培管理をお願いします。品種は農芸で人気の「ミルキークイーン」です。味は、特別おいしいので収穫・試食を楽しみにしてください。

測条施肥機付き機で田植え。測条施肥は肥量を減らせ、水の中に肥料が溶けにくく河川の富栄養化を防ぎます。

 

田植えまでの手順。１、「草刈り」冬の間、アルパカや馬や羊の食事場所になっています。

 

２、元肥の投入。　有機肥料「馬糞堆肥」・「卵の殻・有機石灰」　稲の茎を強く「ケイ酸肥料」・「鉄肥料」

３、土起こし　トラクターで堆肥ごと土を耕耘し、土壌に空気や肥料を入れます。

 

４、「アガタ」　排水口をつくる。水の浸食で土が流亡しないように木材を使用

５、「代掻き」水田に水を入れ、土と水をかき混ぜます。

　　　①田植え用に土をとろとろに　②水田を水平に　③漏水防止　

　

６、苗つくり　　①播種「機械播き」多量に播くとき　ミルキークイーン・ひのひかり

「手播き」赤米・黒米・ネリカ等少量　播くとき　　②育苗中　スズメ対策防鳥網