季節の呼び方は四季(春夏秋冬)の他に、二十四節季(立春、夏至、立夏、冬至など)の他に、七十二候というその時期に現れる生き物の名前が付けられています。

 

6月は芒種(ぼうしゅ)、初侯の時期を蟷螂生(かまきりしょうず)と呼びます。蟷螂生は七十二候の一つで、秋に生みつけられた卵から、カマキリが誕生する頃を呼びます。カマキリは農作物には手をつけず、害虫を捕まえてくれる、益虫です。

 

今回は梅雨の始まりを感じる蒸し暑さの中でも農芸高校内に咲いている花を紹介します。

 

 

タチアオイ(ホリホック)

 

カシワバアジサイ

 

ガクアジサイ

ガクアジサイ

 

タチアオイとアジサイは2月頃に温室に入れ、5月中旬から花が付くように開花調整をしています。

 

校章花壇のポピー

 

ナンテンは米粒のような花をつける

 

ユリ

 

ヘリクリサム (帝王貝細工)

 

デイコ

 

花便り番外編・野菜の花

キュウリの花

 

 

ジャガイモの花

 

ジャガイモの実

 

ジャガイモはナス科の植物でトマトやナスの仲間

実もどことなくトマトに似ているが食用ではない。

 

 

 

蟷螂生の前は七十二候は麦秋至(むぎのときいたる)と呼び、黄金色に色づき収穫時期を迎えた麦の様子と梅雨前のわずかな晴天の時期をさします。

 

まもなく梅雨に入り、本格的な夏を迎えます。