9月8日ハイテク農芸科果樹部で今年初めて「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を収穫しました。
「マスカット・オブ・アレキサンドリア」通称「アレキ」と生産者の間では親しみをもって呼ばれています。
黄緑色の光沢のある輝き、果肉は程よく硬く、噛むと甘くさわやかな香り、程よい酸味と糖度は18度を超える絶妙な糖酸比!ブドウの女王と呼ばれるにふさわしい品種です。
しかし、新品種として皮ごと食べられるシャインマスカットの誕生により、時代遅れとなり、生産量が激減しています。そこで、果樹専攻では手軽に身近で高品質な「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を生産して販売するまでの取り組みを課題研究の1つとして行っています。
また、高付加価値化をめざし、アレキを広めるためにアレキをリンゴ飴風に加工!
試食をした生徒の感想は 「食べるとパリッと外側の飴が割れると同時に中からアレキの果汁が弾ける新感覚で美味!」 とのことです。
おいしい農作物を生産することはプロとして当然です。 これからの農業はその一歩先、たとえば今回のアレキ飴のようなアイディアが明るい未来を築くと信じています。