普段よく口にする「みかん」、
本当の名前は「温州ミカン」です。
なぜ温州ミカンというか知っていますか?
江戸時代のころ、
中国の温州地方で栽培されていたみかんが
日本に渡った際、
種が九州の長崎県で偶然、発芽し成長したものが温州ミカンの原型とされています。
その後、300年ほど九州地方だけで栽培されていましたが
明治~大正時代にかけて日本各地へ伝わり品種改良されたものが今の温州ミカンです。
中国生まれ日本育ち、温州ミカンの由縁です。
海外では Satsuma Mandarin として知られています。
読み方はサツママンダリン
サツマとは九州を、マンダリンとはカンキツのことです。
英名にサツマと付くほど
きっと日本のみかんはおいしいかったのでしょう。
私たちハイテク農芸科果樹部では温州ミカンを
最高のコンディションで送り出すために
枝から収穫しさらにヘタを二度切り、貯蔵中にヘタ同士で傷つけることを防ぎます。
ミカンに掛ける愛情はたっぷりと
味と香りはギュっと詰まった農芸ミカン。
今後とも農芸ミカンをよろしくお願いします!!