令和7年12月26日(金)、草花造園専攻では関西国際空港において、門松の設置を行いました。
草花造園専攻では2017年の関西空港第2ターミナル開港以前より第1ターミナルへ門松の設置を継続して行っており、2017年の第2ターミナル開港以降は現在のT2Aゲートに設置を行っております。コロナ禍の令和2年度で一度途切れたものの令和3年度より再開して現在へ至ります。
昨年の様子はこちら
草花造園専攻では、12月に入ってから門松づくりの準備を進め、竹の加工や資材の選定、植栽計画などを計画的に行ってきました。完成した門松は、日本の伝統文化を感じていただけるよう、一つ一つ心を込めて仕上げたものです。
当日は、ハイテク農芸科3年生2名と2年生4名の生徒が飾り付けを担当しました。少人数での実習となりましたが、学年を越えて協力し合い、今年も無事に門松を設置することができました。
草花造園専攻では12月に入り、門松づくりの準備を進めてきました。
荷下ろしから敷石までの様子
- 前日に公用車に積み込み関西空港第2ターミナルへ運び込みました
- 荷下ろしをしていきます
- 設置前
- 設置前のミーティング
- 土嚢袋を運搬していきます
- 縁石をひし形に組みます
- 縁石の中に底上げ材として土嚢袋を入れます
- 板石敷設のため土嚢袋を敷きます
- 3級造園技能士検定で身に着けた敷石敷設の技術を応用します
- 水平を見極めて古材の板石を敷設します
- 板石の高さを離れてみて確認します
- 器と土台のバランスを確認します
- 古材の上に器を載せて土台が完成しました
竹の建て込みから枝もの植栽の様子
- 3本組した竹を器に立て込みます
- 遠くから見て垂直を見極めます
- 土嚢袋で固定します
- 丈の長さは約6尺(180cm)です
- 器に竹を建て込み上下左右に偏りが無いかを確認します
- 器の7分目程度まで土嚢袋で固定します
- 竹の建て込みが完了しました
- ナンテンやウメなどの枝もの植栽します
- 養生して荒い剪定などを行います
- 植栽の前に竹の花入れを器へ入れます
- ウメの枝のバランスを見極めます
- 門松の雰囲気を大きく左右する要素のため充分に吟味します
- ナンテンを挿します
- 何度も確認を繰り返し舞うs
- 竹とナンテンの高さのバランスを見極めます
- 剪定を行いナンテンの実を際立たせます
植栽の様子
- 関西空港の広報担当の方にも仕上がりを確認していただきました
- 器に農芸高校の看板を取り付け完成です。
- 高さのバランスも意識して仕上げます
- 正面左側の主な植物
- 正面右側の主な植物
- 限られた空間を植物で仕上げます
- 右側は赤色の花苗で仕上げます
- キキョウランなどの葉物は器の縁を隠すように配置します
- ハボタンやシクラメンをバランスよく配置します
- キキョウラン
- 器の内側を花苗で仕上げます
- 配置や向きは充分に吟味します
- 植物の色や形を組み合わせて仕上がりました
- 器の内側を花苗で仕上げます
- キキョウラン
- ハボタンやシクラメンをバランスよく配置します
- キキョウランなどの葉物は器の縁を隠すように配置します
- 右側は赤色の花苗で仕上げます
- 限られた空間を植物で仕上げます
- 正面右側の主な植物
- 正面左側の主な植物
- 高さのバランスも意識して仕上げます
- 器に農芸高校の看板を取り付け完成です。
- 植物の色や形を組み合わせて仕上がりました
- 関西空港の広報担当の方にも仕上がりを確認していただきました
完成の様子
- 赤色の門松を担当した生徒たち
- 白色の門松を担当した生徒たち
- 全体集合写真
- 縁石と古材の間には砂利を敷きました
- 坪庭を意識しました
- シクラメン(足元を明るくするため)
- 福笹を意味するクマザサも用いました
- 古材は割った面を面取りして丸みを持たせています
- 竹銑で削いだソギ
- ボリューム感のある植栽
- 斑入りのヤブコウジ
- ハボタンとシクラメンとタマリュウ
- 右側は黒玉砂利で仕上げました
- 裏側の植栽
- 裏側まで密植しました
・終りに
ハイテク農芸科3年生2名と2年生4名の生徒が飾り付け、今年も無事に収めることができました。
生徒からは以下の学びの声がありました
「土嚢袋や石材の積み下ろしが大変だったが、実習の最初に体を動かすことで勢いがついた。」
「板石は重たかったが、3級造園技能士検定で身に着けた敷石据え付けの技術を思い出して据え付けることができた。」
「花苗が多くある中で植物の色、形、向きなどのバランスを考えて仕上げることが難しかった。」
「自分が削いだ竹がマツ、ウメ、植物を配置して組み立てていく中で立派な門松になったことがうれしかった。」
「日々のフラワー装飾の授業や3級フラワー装飾技能士検定で身に着けた技能を活用して仕上げることができた。」
今年度は3級造園技能士検定取得生徒が3名、3級フラワー装飾技能士検定取得生徒が2名と資格取得で得た敷石敷設、水平・垂直のの見極め、自然材料の見極めや、植物の形、色、配置などの技能を活用し1年間のハイテク農芸科での学びの集大成となりました。
関西国際空港は、多くの人が行き交う「世界への玄関口」です。生徒たちにとって、自分たちの学びの成果をこのような場所で形にすることは、貴重な経験となりました。
本校の門松は、新年を迎える空港利用者の皆様を温かく迎える正月飾りとなっています。
本年も大阪府立農芸高等学校をどうぞよろしくお願いいたします。



















































































































































