夏のアグリフェス(7月30日) 庭の展示について

草花・造園専攻では、学校行事やイベントの際に、生徒が考えてつくった庭の展示を行っています。

今回は、課題研究「庭づくり班」の2年生が、夏のアグリフェスで出展した庭についてご紹介します。

 

庭の名前「“わ”の庭」

 

今回制作した庭の名前は、「“わ”の庭」です。

この「わ」には、次の3つの意味が込められています。

①和(わ) … 日本らしい、落ち着いた和風の庭

②輪(わ) … 天井にある丸い窓の形

③「わぁ!」 … 見た人が思わず声をあげてしまう驚きや感動

生徒たちが話し合い、思いを込めて名付けました。

 

夏のイベントならではの工夫

夏のアグリフェスはとても暑くなるため、日陰で休める場所が必要です。
そこで草花・造園専攻では、テントとは違う、庭ならではの休憩スペースをつくりました。

モミジの木がつくる自然の木陰、日差しをやわらげる寒冷紗(かんれいしゃ)、涼しさを演出するすだれを使い、来場された方がほっと一息つける空間を設えました。

会場はグラウンドのため、日陰づくりはとても大切なポイントでした。

 

~庭ができるまで~

アグリフェス前日には、生徒たちが協力して庭を施工しました。

 

当日の朝には、植物の位置や細かい部分を確認しながら最終仕上げを行いました。

 

 

試行錯誤を重ね、ついに——

 

完成!「“わ”の庭」

生徒たちのアイデアと技術がつまった「“わ”の庭」が完成しました。
来場者の方々からも、「涼しい」「落ち着く」「きれい」といった声をいただき、生徒たちにとって大きな自信につながる経験となりました。

 

草花・造園専攻では、植物や庭づくりを通して、人を笑顔にする学びを大切にしています。
これからも、実際につくって学ぶ創造的な活動を続けていきます。