6月8日(月)から19日(金)までの2週間、ハイテク農芸科に2名の教育実習生を迎えました。(食品加工科は6月1日より1名、資源動物科は6月8日より1名)

 

実習生はそれぞれ鹿児島大学農学部(4回生)、酪農学園大学(3回生)に在籍しており、ともに本校ハイテク農芸科の卒業生です。今回は母校での教育実習ということで、ひたむきな姿勢で2週間の実習に臨みました。

 

実習の1週目は保護者懇談週間と重なり、午前中のみの授業という限られた時間でしたが、農業科目の座学や実習へ積極的に参加し、生徒たちとの信頼関係の構築に努めました。

ハイテク農芸科の授業においては、自身が在学中に所属していた専攻分野にとどまらず、野菜・草花造園・作物・果樹のすべての実習に広く参加。大学で深めた専門知識を交えながら、幅広い農業技術を生徒たちへ熱心に伝える姿が印象的でした。

 

 

授業の様子

 

平板測量競技練習指導の様子

 

年齢の近い先輩であり、大学で専門的に農業を学ぶ実習生たちは、生徒たちにとって大変身近な「ロールモデル」です。

 

特に中間考査を終え、進路選択が本格化するこの時期は、高校3年生にとって非常に重要なタイミングです。実習生たちは、自身の農芸高校時代の経験や進路選びのプロセス、現在大学で取り組んでいる最先端の研究内容を熱心に伝えてくれました。学生としての高い情熱に触れたことで、3年生の進路意識が高まったことはもちろん、1・2年生にとっても将来の学びを見据える大きな刺激となりました。

 

2週間という短い期間のなかで、実習生たちは生徒や教職員と真摯に向き合い、教育の持つ難しさややりがいに実直に挑戦し続けました。そのひたむきに授業へ臨む姿勢は、私たち教職員にとっても大きな刺激となり、学校全体に新しい活気をもたらしてくれました。

実習のなかでは、思うようにいったこともあれば、課題に直面したこともあったかと思います。しかし、自分自身と深く向き合い、他者と心を通わせたこの濃密な経験は、今後の人生において必ずかけがえのない財産になることと確信しております。

2年間の成果を携えて母校へ戻り、素晴らしい活躍を見せてくれた2名の実習生に、心からの感謝とエールを送ります。
またいつの日か、同じ「教員」として共に手を取り合い、教壇に立てる日を教職員一同心待ちにしています。2週間、本当にお疲れ様でした!