稲の品種には、玄米の種皮や果皮にタンニン系の赤色色素を含む品種があります。
もちろんこの「赤米」も食べることができますが、「芒(のげ)」と呼ばれる先端の突起物が通常の品種よりも長く、処理する手間が掛かります。この芒をハイテク農芸科では敢えて利用する目的で栽培しています。
収穫期を迎えてしまうと、この鮮やかな赤色が黒ずんでしまうので、収穫期を迎える前に稲刈りを行います。
色素が抜けるのを防ぐため、クエン酸をかける事によって防ぎます。
この赤米を使い、今年も農芸祭では「しめ縄」などの藁細工を販売します。
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