事前学習として、歴史平和学習の調べ学習をはじめ、沖縄の文化や自然などについて調べレポートにまとめたり、「ウチナーグチ」について学んだり、沖縄でサンゴの養殖に成功した人の映画「てぃだかんかん」を観たり、宮古島出身のシンガーに来校していただき三線の演奏、歌やお話を聴いたり、沖縄について知り学ぶ機会をたくさんつくってきました。その一つ一つの活動ごとに、生徒たちからは少しでも多くのことを学ぼうとする姿勢がみられ、知れば知るほど沖縄への興味をふくらませていました。 

待ちに待った修学旅行では、平和について真剣に考え学ぶ姿、沖縄体験では全力で楽しむ姿がみられました。2日目のハーリー大会では、修学旅行委員が自分たちで決めた役割を、責任をもって果たす姿がとてもたくましく感じました。応援する人、舵を握り体全体を動かし一生懸命こぐ人、海に落ちるかもしれないドキドキを友人と楽しむ人、色々な人がいました。最後のレースは教員対生徒の熱い闘いもありました。教員はまさかの惨敗!教員も生徒も、びしょびしょにぬれながら、皆で楽しい時間が過ごせました。 

また、集団生活を通して、他に迷惑をかけないよう時間やルールを守ることを心がけ、テキパキと行動する姿もありました。お世話になる人たちに、挨拶をする生徒も多く、食器を片付ける時に「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」と声をかけてくれ嬉しかったと添乗員さんから話を聞いた時は、とても誇らしく感じました。 

この旅を通して、お世話になる人たちに対する感謝の心をもち、規律を守ることの大切さを知っている人たちだということがわかりました。これからも、探求心をもち学び続け、良識のある大人になってください。 

この修学旅行は、生徒たちにとって、笑いあり、涙あり(?)、学びありのよき旅になったことと思います。この学びと思い出を胸に、これからは進路実現に向けて頑張りましょう!