こんにちは。酪農専攻Love and Beefです。

今回は、ヒナタ号について詳しく紹介していきたいと思います。

ヒナタ号の登録名はヤングファーム・マーシャル・サニーといいます。2013年7月27日に本校で産まれ、先輩方によって大切に育てられ、立派な搾乳牛になり、4回の出産を経験しました。

6月23日現在、体重834kg・体高156cmと(ホルスタイン種の平均体重680kg・平均体高144cm)、とても大きく食いしん坊で元気いっぱいの牛です。

今回、廃用にする理由は2つあります。1つ目は、人工授精をしてもなかなか妊娠しなかったからです。2つ目は、搾乳牛は本来4つの乳房からお乳を搾りますが、ヒナタ号はある事情で3つの乳房からしか搾れなくなったからです。

しかし、ヒナタ号の年間乳量(305日間)は1万2,000kgを超え、ホルスタイン種の平均年間乳量約9,700㎏(2018年度牛群検定成績)に比べて非常に多く、体格も大きく優れています。そこで、搾乳しながら肥育しようと決めました。