本校、資源動物科酪農部では、平成29年度も、中央酪農会議が定める、「 日本酪農の存在意義 」 、「安心安全な国産牛乳製品の重要 性」を訴求テーマ として情報発信を実施し、酪農教育ファーム活動を通じて、酪農の価値や酪農家の生き方を消費者等に直接伝えることで存在意義や価値の再認識に繋げることを目的に実施するという活動方針に賛同し、本年度も引き続き酪農体験を通じて、子どもたちや消費者に地域酪農の存在を再認識してもらうため酪農教育ファーム活動を実施します。

今回4月30日に実施した、食博覧会では食農教育と、大阪酪農の現状を訴求することをテーマに、下記3つのプログラムを、近畿生乳販連ご協賛のもとで実施させていただきました。

・モ~モ~ぱーく 「模擬搾乳牛を利用した体験型ワークショップ」

・食育セミナー及びバター作り体験 「酪農家の1日~牛乳ができるまで~」

・モ~モ~マルシェ 「農芸高校×北庄司牛乳処理場」コラボ牛乳の販売

今回初めて、理解醸成を目的とした内容を、農芸高校が主催となり活動を企画し実施しました。生徒達の苦労もいつもより多かったと思いますが、当日のお客様の数の多さや、牛乳の販売状況など普段と段違いの状況を経験し、四苦八苦もしましたが、最後には、ご満足いただいたお客様を見て、参加生徒全員とっても満足した表情をしていました。

「めっちゃ疲れたけど、楽しかった。」と、全員が言っていました。

本校、酪農部は365日生乳を出荷し、毎日牛の飼養管理を実施しています。今回の体験での生徒達の対応は、毎日実施する実習の積み重ねがあってこそです。毎日、酪農に、牛に、関わる生徒が、実施する体験だからからこそメッセージが強調され、お客様にも届いたのかもしれませんね。1日お疲れ様でした。