こんにちは。資源動物科酪農専攻3年 小西 さくら・永澤 咲里、2年 美野田 愛 です。
私たちは、平成27年度から継続して、「酪農体験を通じて、食やしごと、命の学びを支援する」酪農教育ファーム活動を展開しています。
昨年度、先輩たちが立ち上げた、チーム「らくじょ」を改め、FARM(牧場)で酪農だけでなく畜産について広く学び、消費者と生産者の距離を縮めること目的とした「農芸FARM GIRL」として活動を実施します。
平成30年5月29日和泉市立石尾中学校2年生7クラス(約270名)を対象に出張食育授業を実施しました。
近畿生乳販売農業協同組合連合会が主催し、私たち農芸高校生や、近畿地域酪農家、乳業会社等の近畿地域の多くの酪農関係者が集まり、協力して実施しました。
私たちは、各クラスにて、酪農のしごとや、牛乳が届くまでについて説明しました。
食育DVDを最大限に活用し、出張授業の中でも、実際の作業の様子や、牛の様子が分かるように説明を工夫し、少しでも食や命について理解してもらえるようにしました。
また、体育館では、栄養士さんや酪農家さんが、ワークショップを展開し、牛乳や乳製品を身近に感じてもらうことができました。農芸高校生徒も酪農家さんの補助を実施し、頑張りました。
最後に、給食をクラスで一緒に食べ、あるクラスでは、「今日は牛乳残さへん」といって一生懸命に飲んでくれた女の子が声をかけてくれました。少しでも伝わっているような気がして、本当に嬉しかったです。
これからも私たちは、地域に酪農・畜産の魅力を発信し、地域課題の解決を通じて、地域へ貢献していきたいです。
この取り組みは、以下メディアにて報道されています。
5月30日 NHK「おはよう関西」にて放映
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180530/0000487.html
5月30日 朝日新聞 朝刊
https://www.asahi.com/articles/ASL5Y4DGYL5YPPTB009.html
また、酪農関係誌にも後日掲載される予定です。
是非ご覧ください。