去る2月1日、毎年恒例の大阪府立高等学校PTA協議会の研究集会に参加してきました。
役員、学級委員併せて三名で参加しましたが、同行して下さったお二人共から「来て良かった」という感想をいただきました。
本年度は、春日丘高等学校、港南造形高等学校、和泉総合高等学校の三校のPTA活動のプレゼンテーションでしたが、それぞれの高等学校の特色、また独自の活動や、地域の巻き込み方など、参考になる取り組みが多々見受けられました。
地域の方に対して、普段からボランティア活動などで貢献することで、行事などでどうしてもご迷惑をおかけしてしまう際などご理解をいただきやすいのかもしれないとも考えられます。
人間関係の摩擦というのは、互いに理解し合えない場合に起こります。日頃から互いに関与し合うことによって、理解を深め合うのは、PTA活動の基本でもあります。
今後、当校でも考えるべき課題の一つかと思いました。
また、教委のご担当者様より、下記のようなご助言がありました。
PTAとは
協働からくる学びである。
PTAの三つの要素とは
- 楽しく、やり甲斐を持ち、生徒の為になること。
- 将来の展望をもったもの。
- 多くの人を巻き込むこと。
役員会は
- 入替えが毎年起こることで固定化しづらいことがメリットである。
- 人が入れ替わることにより、継続性について弱いというデメリットがある。
役割としては
学校、家庭、地域のパイプ役である。
とのことでした。考えさせられますね。
楽しくなくては、ご協力を求めづらいですし、また、楽しさだけでは本来の役割を担えません。
意見や価値観の差異は、役員会、委員会、学校のどのコミュニティにも浮上する問題ですが、共通していることが一つあります。
それはやはり、子どもたちのためということなのです。
そこに向かって全員が進んでいたなら、大きな問題は起こってはきません。
本年度のPTA活動も大詰めを迎えていますが、どうぞ、その意思をもって、ひとりでも多くの会員様に来年度も関わっていただきたいと願います。
私達は、日本の未来を担う子どもたち全員のより良い幸福を願ってやまない大人でありたいものです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
PTA会長 新井