ハイテク農芸科では2,3年生になると草花・造園、野菜、作物、果樹の4つの専攻に分かれて、個人またはグループで研究テーマを設定し、課題研究の授業に臨みます。

 

草花・造園専攻作庭班では庭づくりを通して、設計や施工の技術を磨き、造園空間の可視化・数値化に取り組んでいます。

 

庭園の芝生広場に区画を作り、作庭を行います。

 

作庭の様子

 

 

前年度作庭班の作品

 

令和2年度作庭班では芝生広場の勝手に生えてきた草に注目して、庭づくりに取り組んでいます。

 

草丈の高いイネ科のメリケンカルカヤ

 

庭園の中にあったコンクリートブロックと御影石の板石を使って井形ベンチを作成

 

井形ベンチの中央には庭園内に実生で生えていたクスノキを掘り取り植えました。

 

メリケンカルカヤの株間にできた筋にウッドチップを敷き園路にする。

 

草を植えるのではなく、草が生えたことでできた筋や流れを読み造園空間に仕上げていきます。