令和4年9月25日(日)
大阪府立園芸高等学校で技能五輪練習見学会を実施しました。
農芸高校ハイテク農芸科草花造園専攻造園技能士班の2名の生徒および有志1年生2名で造園技能を競う技能五輪大会出場選手の練習の様子を見学しました。
技能五輪大会とは
技能五輪全国大会は、国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に、技能競技を通じ、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して技能の重要性や必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成に資することを目的として実施する大会です。
中央職業能力開発協会HPより引用
今回の見学会では外部講師の方より第60回技能五輪競技の解説や技能向上のアドバイスを貰うとともに、技能五輪競技における基礎的な技能についてご指導いただきました。
農芸高校の生徒にはごろた石材のデザイン性、見方、使い方と小舗石のわり方といった基礎スキルを教えていただきました。
小舗石(ピンコロ)を割る様子
石の目を見極め、石頭(せっとう)とタガネで割ります。
上手くいくと3~6回たたくと半分に割れます。
午前中に指導をいただいた、ごろた石の材料の見方を応用した延べ段作りに挑戦!
技能五輪指導担当の園芸高校環境緑化科の先生より閉会の挨拶
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により学校間での交流も少なくなっているなか、今回実施した技能五輪見学会により同年代で造園に携わり技を磨いている生徒同士の交流を通して園芸高校、農芸高校の参加者双方に良い経験を積み重ねる場となりました。
道具、材料提供して頂いた園芸高校環境緑化科の教職員、生徒の皆様まことにありがとうございました。