こんにちは。酪農専攻Love and Beefです。
私たちは、ある問題を取り上げてプロジェクトを開始することになりました。その問題は廃用経産牛が低い価格で取引されていると言う点です。
廃用経産牛とは、歳をとり妊娠にくくなったりして肉用出荷される牛のことで、肉質が良くないという理由で価格が低くなっています。私たちは、毎日人間のために生乳を生産し、子牛を産んで活躍してくれた牛の価値を少しでも上げたいと思いました。
そこで、ホルスタイン種経産牛「ヒナタ号」を搾乳しつつ、地域の未利用資源を乳酸発酵させた飼料を用いて、100日間肥育することにしました。
「ヒナタ号」は、100日後、搾乳牛としての役目を終え、お肉になります。そして、大阪産にも登録されている農芸高校のブランド牛『農芸マザービーフ』として、多くの人に食べてもらいたいと思っています。
また、このプロジェクトを通して、多くの人に『農芸マザービーフ』や経産牛肉について知ってもらい、廃用経産牛の価値を上げたいと考えています。