2月10日(日)関西大学にて開催された、マイプロジェクトアワード2018関西大会へ出場しました。
従前のプロジェクトと違い、結果・成果・根拠といわれる研究成果・実績よりも、取り組む姿勢や、協同性、探求性が強く求められます。発表には、研究を通じて得たドラマを表現することが求められます。
無事に書類選考を通過し、関西大会へ進出することができましたが、PCやプレゼンテーションソフトを利用できず、スケッチブックでのプレゼンが課せられ、今まで経験したことのない発表をすることとなりました。
SPH成果報告発表と同時進行で準備を重ねてきました。スケッチブックを1年生が作成し、2年生・3年生が発表するという初めての構図になりました。1年生と3年生が共に発表に取り組むということでお互いにとってとても良い経験になりました。
生徒たちは、できる限りのパフォーマンスをしてくれましたが、結果は予選敗退でした。
しかし、審査員の先生から、目的設定に社会的根拠があり、実施に必要な知識を大学等の有識者から補い、研究を実施しておりプロジェクトの基本が詰まった内容であると賛辞をいただくことができ、大学生でも同じように研究を進めると言っていただくことができました。
生徒たちの学びという面では非常に大きなものでした。研究発表の奥深さと、農業高校における探求学習が進んでいることを実感できました。
そして、この発表をもって、残っていた3年生も引退です。本当に長きに渡りこの研究に取り組んでくれ、酪農教育ファーム活動の推進に尽力してくれました。本当に感謝の一言です。
ありがとう。お疲れ様。 応援していただいた皆さん本当にありがとうございました。