ハイテク農芸科草花造園専攻では令和5年4月29日(土)と30日(日)に長居公園で実施された軽トラガーデンコンテストに参加しました。

 

 

農芸高校ではタケをテーマに竹垣と竹のブランコを添景物として取り入れた庭を軽トラの荷台に設置しました。

 

準備の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

竹遊の庭

日本の竹文化は古来より衣食住に深く関係しています。庭園文化においても竹垣、ししおどし、竹ぼうきなど竹は様々なところで使われています。そんな竹を使い造園実習で身につけたロープワークの技術で竹のブランコをつくりました。竹とロープがあればどこでも設置できる竹ブランコをぜひ体験してみたください。

 

 

 

 

 

 

 

軽トラガーデンコンテスト出展作品の様子

 

1年生課外実習の様子

1年生の感想

“二十人の作品があってそれぞれの特徴があるので、見ていて楽しかった。
一つのものが目立つように他のものを控えめにしているのがしっかりと考えていて、すごいと思った。
庭をつくるのは難しいけれど庭を見て造園のせかいにふれることはそんなに難しいことではないのかなと思いました。”

”庭っていうだけでもテイストとかコンセプトが全然違かったり、色んな技術があって凄いなと思ったし、面白いなと思った。庭を作るにおいて技術は勉強とか練習すればできるようになることもあるけど、発想はその人の感性がないと無理やから、大事なことだなと思った。”

“長居公園に来るまで、「軽トラガーデンって何?」と思っていました。
軽トラガーデンの見学が始まってからは、軽トラでこんな事ができるのかと思っていました。”

”どの作品も、良い作品ばかりでした、20個ほど作品がありましたが、どの作品も軽トラで色々なものを再現できていました。”

”一つひとつの作品にテーマがありましたが、どの作品もそのテーマに沿って完全に再現できていてびっくりしました。”

”今回、すべての作品について作った人が解説をしていましたが、どの解説も作品によって全く違ったので面白かったです。”

”どの作品もクオリティーが高く、どれぐらいの時間をかけて作ったのか気になりました。”

”今までガーデンを見るという機会は全くありませんでしたが今回の軽トラガーデンコンテストの見学でガーデンってただ植物を植えて石をおいているだけではないということを知り、普段は見学できないようなことを今回見学できて良かったなと思いました。”
“沢山の作品があったけれど、どの作品も作った人のこだわりや工夫を感じられました。実際にどのように工夫したのか、どんな思い、願いが込められているのかを直接聞けてよかったと思います。テーマや思いを限られた空間に魅せるのはとても難しそうだけど、楽しそうだなとも思いました。”

 

解説をいただいた庭師の方々ありがとうございました!

 

今回、農芸高校から始めて軽トラガーデンコンテストに出展するにあたり、限られた時間に生徒たちと試行錯誤して作品を作り上げることができました。

 

 

今回農芸高校で作った軽トラガーデンのコンセプトは庭の中に入り体験できる庭です。

展示期間中は来場者にブランコに乗ってもらい芝生を踏みしめる感触や竹垣と植物に囲まれた空間でブランコに座り楽しんでもらう空間をつくることができました。