11月22日㈬は収穫感謝祭でした。
毎年、この行事はよく知っていましたが、初めて参加させて頂くことができました。
収穫感謝祭は「農畜産物を育てた労をねぎらうとともに、収穫を喜び自然の恵みに感謝する。平素の授業や管理実習等で犠牲になった家畜の霊を慰め、感謝する。」という行事だそうです。

前日から豚汁とかやくご飯の仕込みを行っていたそうです。当日の朝から調理し、そこは時間的に見学することはできませんでしたが、調理場にそれぞれのクラスの代表の子が、豚汁とかやくご飯を取りに来る様子は、給食を取りに来る風景のようでなんだかかわいかったです。

それを教室に運び配膳している頃、放送室では校長先生と農業クラブの会長が、収穫感謝祭についてのお話をするため、放送委員のこどもたちと準備をしていました。

校長先生のお話の中に・・・
「《いただきます》という言葉は、命をありがたく頂く、という語源ともいわれている・・・」というお話があり、それがとても印象的で、改めて「いただきます」という言葉の大切さを実感しました。

その後に私たちPTA役員も「いただきます」と豚汁とかやくご飯を頂きました。
この食材全てが、この農芸高校で作られたものなんだ!と思うと、とても感慨深く、こんなに素晴らしい物を頂けることにとっても幸せを感じました。
ごちそうさまでした。

放課後には家畜慰霊祭も行われ、資源動物科蓄魂碑前で、家畜への慰霊・献花が行われたそうです。

収穫感謝祭、この行事は農芸高校ならではの行事ですよね。
ハイテク農芸科で育てた作物、資源動物科で育てた豚と鶏、食品加工科で作ったお味噌・・・それを食品加工科が調理する。
これを聞いただけで、なんて素敵な学校なんだろう!って・・・
学校全体が一丸となって取り組む行事なんだなって・・・
ほんと感動してしまいます。

学校生活で日常的に行われていることを、改めて感謝する日。
そしてまた、次の日から気持ちを新たに、授業や実習が行われるんでしょうね・・・。

どうもありがとうございました。