6月20日、ホテルアウィーナ大阪にて、大阪府立高等学校PTA協議会総会が行われました。
基本的に参加すべきは前年度会長、本年度会長、校長の三人ですが、18日の地震の影響で、校長各位は学校にて待機との府からの通達があったようで、前年度会長と本年度会長の二名で出席いたしました。
本校の広報誌が、前年度広報誌コンクールにて賞を獲得しており、その表彰をしていただきました。府内では計5校が表彰を受けました。
また会場に広報誌が展示され、全国高等学校PTA連合会大会(本年度は佐賀県で開催)においても、本校の広報誌が展示されると発表されました。
総会では事業報告、事業報告案、会計報告等が審議されますが、高校・役職・氏名を名乗って起立してからの質疑応答で、採択に関しましては賛成の札を提示して起立して数をとっておられて、本校のPTA総会でもこのようなスタイルをぜひ取り入れていきたいと思いました。
また40年度第7ブロックの幹事校になった場合も、再来年、実業高等学校の幹事校になった場合も、会長は府高P協議会の方でも役員となることがほぼ確定しているようです。
小さな組織ではありますが、PTA活動とは会費での活動であるということを自覚し、有益な情報を提供することが責務であると再認識致します。普段は、保護者の方も想像できないかもしれませんが、民主的な組織の在り方はどこも同様で、例えば個人の意見を担任の先生や学級委員に、学級委員が役員に、役員が会長に、会長がブロックや、自治体レベルの協議会へ、府協議会が近畿連合会へ、そして全国連合会へと意見が上がっていきます。
本校内だけではなく、他校の取り組みを知り、また他校の校長先生や首席の先生方と直接交流し、議論する場を設けていただけることは、微力のようにみえますが、教育全体を少しずつ変化・進化させる基盤の一つにもなっており、教職員の方々とはまた違った視点から、学校の在り方を考えるよい機会になります。先生方におかれましても、保護者サイドの意見を直接耳にする場でもあると思われます。
本年度総会の際にお伝えしましたように「教職員と保護者とが教養を高め合い、学校、生徒に還元すること」が本来のPTA活動の理念とされていることを忘れないように務めたいと改めて思いました。
「何のために活動しているのかわからない」というお声がなるたけあがらないよう、情報はこの場を借りてシェアさせていただきたいと思いますので、皆さにも今までとは少し視点を変えて見守っていただけましたら幸いです。
昨日は、私単身で総会の後の交流会に参加してきましたが、第7ブロックのテーブルで他校の会長さんや教職員の方との教育についての議論はとても有意義なものでした。学校教育だけでなく、保護者の在り方が子どもたちにとっては重要になってきます。これらは次回役員会、学級委員会等でもお話しさせていただきます。
7月5日は、研修員会で工場見学と彦根城見学ツアーを企画しており、ご多忙とは存じますが、ふるってご参加いただけますようよろしくお願いいたします。
PTA会長 新井