令和6年3月25日(月)

 

日本庭園の植栽技法や石材の種類、剪定方法について知識理解を深めることを目的に農芸高校から最も近い日本庭園である大仙公園日本庭園の見学へ行きました。

 

大仙公園日本庭園概要

堺は古来より大陸文化の上陸地のひとつとして大陸と日本を結ぶ重要な位置を占め、中世には遣明船の基地として大陸から渡来した先進技術や文化を日本文化へ昇華させることに貴重な役割を持つと同時に当時自由都市として栄えました。この日本庭園はこれらの歴史を背景にして作庭されました。庭園様式は『築山林泉回遊式』を用いています。

対岸には遥か中国大陸を望む名勝を模して造られており、全国各地で見られるような藩主が作った名庭園とは趣が異なる造りになっています。桃源台に発する水流は、 諸処に景勝を織り交ぜながらやがて大海にそそぐ景観を伝統的技術を駆使して、26.000平方メートルの中に盛り込んでいます。 市制100周年を記念し造られたこの庭園は静粛な観賞の場であると共に市民皆様の催し物等に広く利用していただけます。

 総面積:26,000平方メートル
 庭園形式:築山林泉廻遊式
 設計:中根金作

大仙公園日本庭園HPより引用

 

 

 

本校草花造園専攻教員解説動画

 

天気は日本庭園を鑑賞するには絶好の雨上がりの曇り模様で、景石や飛び石、州浜、植物の通夜が美しく際立ち、材料の良さを生かし自然の景色をつくる日本庭園の技術について理解を深めることができました。