本校、資源動物科の総合環境専攻の生徒が、合鴨肉の肉質改善に取り組んでいます。
 合鴨農法により水田に放されていた合鴨を水田から上げた後、一定期間人工的に肥育した後の肉と、人工的に給餌した所謂ブロイラー鴨の肉とを食べ比べました。熱処理した1cm角の合鴨肉を食味検査し、それぞれの香り、味、硬さ等を比較します。職員を中心に幅広い年代層からデータを得るようです。これらの結果をまとめ上げ、今後の合鴨の肉質改善に生かしたいとのことでした。
 ずいぶん昔は、大阪の鴨産業ももっと知られていたと聞いています。以前のように鴨産業が盛んになり、牛肉や豚肉などと同様に利用される日を願っています。
 専攻の皆さん、頑張ってください。